One-design
X−35ワンデザインは、X−79やX−99で築いたワンデザインクラスヨットの経験とIMXシリーズ等のレース経験からフィードバックされた最新の設計建造技術を駆使し、新たなワンデザインクラスの形成を目的に計画された。
長く細い艇体に、オーバーラップの小さなジブとアスペクト比の高い大きなメインセールを持ち、これもX−332sの開発で生まれた効率の高いキールとラダーを配置し、バラスト比も40%とすることで、軽い排水量から来る運動性の高さと安定した復元力を両立し、アップウインドもダウンウインドにおいても高い帆走性能を持つ。
このような高性能を備えたワンデザインクラスではスピーディーでスリリングなレース展開が期待される。ワンデザインレース以外のハンディーキャップレースでも、高い戦闘力が期待でき、簡潔ながらも充実したキャビンレイアウトと装備は遠隔地への回航や外洋レース、さらにクルージングにも快適な空間を形成している。
2005年夏にプロトタイプが進水しテストに入り、秋の主要な欧州でのボートショー展示用に10隻が建造され、2006年からの本格的なワンデザインクラス確立へのプログラムが開始される。生産ラインは2006年初めから立ち上がり、世界各国に出荷が始まる。
日本にも2006年に上陸し、ハンディキャップレースへの参加と共に普及が進めばクラスレーシングを実現させる方向に動くであろう。
開発中に世界の販売網からのアイデアや情報を集め大型ステアリングホイールやジャーマンメインシーティングの採用や、新たに開発された剛性の高いマストなど高い標準スペックを備えながらも、導入期において多くの出荷を達成する事で価格を抑え、ワンデザインクラスを一気に形成する政策が採られる。
主要目
艇体長 : 10.60m
水線長 : 9.12m
最大幅 : 3.27m
喫水 : 2.24m
排水量 : 5,731kg
バラスト : 1,700kg
エンジン : 14.7kw
X-35OD www.x-yachts.dk/seems/12942.asp |
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